弁護士の苦悩を理解してあげよう−弁護士はかっこいい仕事?

弁護士(イメージ) 弁護士も医師同様、「一見華やかだけれど、実際は大変な職業」です。特に、人間の悪い面ばかりを見るので、自分をしっかり持っていないと精神的にかなり辛いものがあるそうです。

 弁護士になると威張っていられると思う人も多いようですが、実際の仕事内容は万引きをした不良少年と一緒にスーパーに謝りに行ったり、性犯罪の被害者に示談を持ちかけたり、他人に対して頭を下げる機会は意外と多いようです。


弁護士VSあっち系のお方

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 弁護士の仕事は泥臭いうえに危険も多く、自己破産などを扱うと、ヤクザさんと戦わなければならないので大変です。

 事務所に銃弾を打ち込まれたり、「お前の家族を殺してやる」などと、電話で脅されたりもするらしいです。仕事のことで悩んで、毎日泣きながら彼女に電話をかける人の話も聞いたことがあります。

 弁護士は、自分の仕事を「世の中のどぶさらい(=社会の泥を取り除いて綺麗にするような、汚れる体力仕事)」と言ったりするようです。
 ちなみに、ドラマの弁護士と現実の弁護士の一番の違いは、忙しさです。ドラマでは一つの事件に何週間も親身になって取り組んでいますが、実際には何十件も同時に事件を抱えるので、そんなことはしていられないそうです。

弁護士は苦悩が多いんです!

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 弁護士はなるまでも非常に大変で、その過程で苦しむ人も多いようです。受験生時代から精神的に弱くなる人はけっこういると聞きます。あまり根つめて勉強しすぎるのも精神に良くないんでしょうね。
 修習生時代に理想と現実のギャップに苦しんで、精神的な病にかかって退職したり、死を考える人もいるそうです。


弁護士急増中!

 司法制度改革によって現在弁護士の数が急増中で、仕事にあぶれる人もすでに出始めています。ただでさえ大変な仕事なのに、今後の弁護士は経営のこともしっかり考えなければ生き残れません。

 ※現在、40〜50代のベテラン弁護士の生活を見ると、外車に乗ったり別荘を持ったりととても優雅です。

しかし、今後弁護士人口が増え続けていくことを考えると、現在結婚適齢期の弁護士が同じくらいの年代になった時には、同じような生活はできないと言われています。

 仕事が見つからない若手弁護士たちが最近注目しているのが、弁護士の少ない地域(=弁護士過疎地域)です。全く縁もゆかりもない田舎に事務所を出す若手弁護士が増えているらしいです。田舎暮らしに抵抗がなければ、社会貢献でき、競争が避けられて一石二鳥ですね。

 弁護士の中でもエリートである渉外弁護士は、金銭的には恵まれていますが体力的に相当きついらしく、数年で夢破れて去っていく人も多いです。

 管理人の独り言:最近法律事務所のCMをよく見かけるようになりましたね。これも弁護士事務所が仕事を取り合っていることの証明だと思います。

 そういえば管理人の知人のとある弁護士は、最近独立して事務所を構えたのですが、それ以来メールなどをマメにくれるようになりました。 リアルな知り合いもいつお客になるか分からないから大事にしようということなのでしょう。なんか、選挙に出る前の政治家みたいですね(笑)





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