弁護士(裁判官)・法律に関するトリビア

法律用語では遺言を「いごん」、兄弟を「けいてい」と読むので、法律家は気をつけていないと一般人に読み間違えていると思われてしまう。

一般にはあまり認知されていませんが、裁判官にも当直があります。真夜中にも令状を発行しなければならないため、当番があるようです。確かに、真夜中でもチャンスであれば犯人を捕まえたりするだろうし、令状がなきゃ逮捕できないですもんね。

司法修習生が埼玉県和光市の司法研修所で入る「いずみ寮」は内装が真っ白で病院みたいである。
※管理人の知り合いは「落ち着かなくてたまらない」と言っていました。

修習生バッジは赤・青・白の三色。
 赤は「検察官」青は「裁判官」白は「弁護士」を意味する。


アメリカでは日本よりも弁護士はずっと身近な存在で、しかも嫌われている。よくジョークのネタにもなっている。
(例)「5000人の弁護士を海に沈めるとアメリカは良い国になる」など。

裁判官の黒い服(法服)は「他の何色にも染まらない=公平な立場」を象徴している。「あなた色に染めて」という意味を込めた、花嫁の白いウェディングドレスと真逆の意味が込められている。

弁護士バッジは金色の丸で、外側は「ひまわりの花」、中央には「秤」が描かれている。
 ひまわりは「自由と正義」の象徴、秤は「公平と平等」を表す。


司法修習生の身分は意外と不安定で、限度額が20万のクレジットカードしか契約できなかったり、クレジット機能付会員カードが作れなかったりする。(そういうものの審査は、前年の収入を見て判断されるため)

弁護士は麻薬中毒患者と接する機会が多いので、人目見ただけでその人がヤク中かどうか分かる。

弁護士本人が亡くなった場合、弁護士会が葬儀の手配などをしてくれることがあるらしい。

全国の弁護士会館で現在一番豪華なのは、おそらく大阪の弁護士会館。そのモダンな建築と豪華な内装で有名である。

法律上では、誕生日の前日に年をとるようになっている。例えば、9月1日生まれで19歳の人がいたとすると、8月31日にその人は法律上20歳になる。 このため、4月1日生まれの生徒は前の学年に含まれることになり、4月2日生まれの子どもより一つ上の学年で就学することになっている。

有名な飲み会の一気コールとして「サンダーバード」があるが、法学部の学生の間ではこの別バージョンがある。
<オリジナル>
サンダーバードー1号!1号!1号!1号!1号!
サンダーバードー2号!2号!2号!2号!2号!(適当なところでやめる)

<法学部生バージョン>
六法〜全書〜憲法!憲法!憲法!憲法!憲法!
六法〜全書〜民法!民法!民法!民法!民法!(刑訴まで続く)

法律書は縦書きのイメージがあるが、最近は横書きタイプのものがたくさん登場している。これは、パソコンの普及で横書きの文章の方が親しむ機会が増えたためである。

橋下弁護士(大阪府知事)が弁護士を志したのは、早稲田大学在学中に、革ジャンの卸売業に手を出して200万円の不渡り手形をつかまされ、訴訟を起こしたことがきっかけ。

ドラゴン桜の主人公である弁護士桜木は、1話で「弁護士の最高ステータス虎ノ門に事務所構えるぞ!」と妄想している。虎ノ門は隣の霞ヶ関に裁判所があり、ビジネス街であるために弁護士事務所の運営にとても都合が良い。

弁護士から聞いた面白話その1

 司法修習期間は毎日が社会見学のようなものだそうです。研修の一環として、裁判所で裁判の傍聴をしたり、裁判に関係のある施設を見て歩いたりします。

 ある修習生は刑務所に行った時、そこで囚人(ヤクザっぽい人)の部屋に六法全書が置いてあるのを見て、「この人たちも法律を勉強するんだなー。確かにある意味誰よりも必要だもんな。」としみじみ思ったそうです。

弁護士から聞いた面白話その2

 弁護士事務所にかかってくる電話はまず法律事務員が取りますが、詳しい相談になると弁護士の先生に替わることもあります。

 そのように依頼人候補と直接話す際、弁護士はどこまで詳しく話すかが難しいそうです。

 弁護士曰く、「本来お金のかかる法律相談を電話で済ませようというセコイ人もいて、そのような人とは長時間話したくない。でも、 相手がもし顧客として見込みのある人なら親切にしたいし、依頼してくれるつもりなら事前情報も得ておきたい。その見極めが難しいので迷う。」とのこと。※この話を聞いたのは若手の先生だったので、ベテランの先生ならそのへんの按配も分かっているのだと思います。



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