弁護士のオシャレ!?

photo1 弁護士は一般的にダサいというイメージがありますよね。確かに法律オタクで元々オシャレになど興味がない人が多いですが、オシャレな人も仕事中はあまりビシっと決めすぎないように注意しているらしいです。

 その理由は、あまりオシャレだと依頼人との信頼関係が築けないからだそうです。(=依頼人に「近寄りがたい」「自分のために身を粉にして働いてくれなさそう」という印象を与えるから)これは町弁に聞いた話なので、渉外弁護士はぴしっと決めていることと思われます。

理系の弁護士もいるの?

 文系というイメージが強い弁護士ですが、理系出身の人もたまにいます。そういう人は理系の知識を必要とする訴訟に強いので、弁護士の中でもさらに貴重な存在です。

 管理人の知り合いの弁護士は早稲田の理工出身で、知的財産関係の訴訟で有名な事務所に就職しました。特許を扱う弁理士から弁護士になる人もいます。ちなみに、司法試験に合格すると、あとは簡単な研修だけで弁理士資格も取得できるそうです。

弁護士は法律を暗記していない?

photo1 弁護士は法律の条文をかなり暗唱できるのでは?というイメージがありますが、実はほとんど暗記していません。

 知り合いの京大卒の弁護士は、有名な憲法第14条(平等権)とか、第25条(生存権)ですらあやふやでした。彼によれば、法律家は、条文の意味を分かっていることが大事なのであって、諳んじることができる必要はないとのことです。確かに実務では必要ないんでしょうが、箔をつけるためにある程度有名なのは暗記しておいて欲しいですよね。

 日本国憲法第14条
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」

日本国憲法第25条
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」


司法修習生の知的な遊び

 司法修習生の男女が集まって飲んだ時のエピソードです。ある人が提案して、特定の部首のつく漢字(たとえばぎょうにんべん「彳」など)がいくつ書けるかをみんなで競ったそうです。みんなそれなりにたくさん書けたそうですが、一番多く書けた人(男性)は、30個くらい書けたそうです。 面白いのがその後の反応で、男性陣は「すごいなー」と素直に関心したそうなのですが、女性陣は「逆にキモい」と引いたそうなんです。 女心を掴むのって難しいですね(笑)

 蛇足ですが、参考までに。ぎょうにんべんのつく漢字にはこんなものがあります。見たら「ああっ」て感じですが、なかなかその場では(しかも飲みの席では)思いつかないですよね。確かにずらーっと並べて見ると気持ち悪いかも(笑)

「役」「徒」「後」「待」「律」「往」「得」「街」「復」「御」「徳」「従」「徐」「彼」「征」「径」「微」「徹」「循」「彷」「沸」「徴」「徊」「徽」「徨」「術」
(これで26個)

弁護士の前職

photo1 弁護士には転職組も珍しくありません。なので、前職の話を聞くのもけっこう面白いです。
 元々エリート商社マンだった人、警察の事務官だった人、家業を手伝っていた人、家にひきこもってデイトレをしていた人など、さまざまな人がいます。
 ちなみに、検事が退職して(定年も含む)弁護士になる例もけっこうあるようです。そういう人たちは「ヤメ検」と呼ばれ、主に刑事事件を担当するそうです。(この言葉にはあまりいい響きはないようなので、使う際は注意してください。)

弁護士はB型が多い?

 これは知り合いのB型の弁護士に聞いただけで全く根拠はないのですが、その人の周囲の弁護士にはなぜかB型の人が異常に多いそうです。(ちまみに普通日本人にはA型が一番多く、次にO型、B型はその次です。)
 ステレオタイプ化するのはよくないことですが、「やっぱり弁護士って個性的な人というか、変わり者が多いのかな」と思ってしまいますね。

弁護士と遊ぶと…

photo1 弁護士は口達者な人が多く(中には勉強だけしてきたようなシャイな人もいますが)、一緒に出かけると話ははずみます。 その地域の事件の裏話(守秘義務に反しない程度で!)を聞けるのも面白いです。

 普通にコンビニの前を通っているときに、「このコンビニで強盗があったんだけど、その犯人が持ってたのって百均の包丁だったんだよ〜」とか聞けて、ワイドショー好きにはたまりません(笑)

 ちなみに、弁護士と4人くらい(弁護士男2人:会社員女2人)で飲みに行くと、年上の方の弁護士がおごってくれるのはいいのですが、いつもしっかり領収書をもらっています。税金対策に経費として申請してるんでしょうね。

弁護士は意外とスポーツマン?

 弁護士は勉強ばかりしていてスポーツが苦手なイメージがありますが、意外にスポーツをする人も多いです。上の先生との交流も兼ねて、ゴルフをする人が多いです。

 ゴルフは大人になってから始めやすく、ラウンドをまわっている間に話ができるからいいようです。

 また、各地域の弁護士会には野球部やサッカー部などもあり、けっこう活発に活動しているようです。あの橋下弁護士も高校時代にラグビーで全国大会に出場した経験があるそうですね。



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